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日本胎生魚協会公式サイト

プロフィール改良種胎生魚のページ

改良種胎生魚について

改良種胎生魚 その魅力とは

楽しみ方の変化

改良種とひとことで言っても、どこのショップでも普通に見かけるものから、個人が歳月と技術と知識を注ぎ込んだ門外不出のものまで様々です。

いろとりどりの品種を集めて切花を飾るかのような飼育スタイルから、一品種の形質向上にこだわった飼い方、あるいは新たなタイプの作出を目指す方まで、楽しみ方もまた様々です。

昔から「グッピーに始まりグッピーに終わる」と言われますが、このような幅広い楽しみ方ができる故に生まれた言葉であろうと思います。

そのようなグッピーに対してプラティやソードテールたちは、長く入門魚としてのみ扱われ、ベテランが改良に挑むということはあまり例が無い魚でした。
安価で気軽に繁殖が楽しめるということで、ビギナーが水槽を立ち上げたときに導入され、やがて飽きられ他の魚に取って代わられるという立位置にあったのです。

しかし、近年アルビノプラティやライヤーテールなど、これまで見られなかったタイプの作出が行われるようになりました。優良な個体は高価で取引されるだけでなく、入荷と同時に売れきれるという人気ぶりで、今までどこにこれだけのファンが潜んでいたのかと驚いてしまいます。
ようやく彼らもグッピー同様、ビギナーからベテランまで幅広く楽しめる魚になったんだなあと、プラティとソードテール好きの私は嬉しくてたまりません。

先人たちが多くのデータを残して下さっているグッピーと異なり、プラティやソードテールの遺伝はまだまだ判っていないことの方が多いです。みなさんが先駆者となれる余地がたくさん残っている分野だと言えます。
私たち日本胎生魚協会は、原種のみならずこのような改良種にも力を入れています。
まだ時間はかかりますが、今後の改良に役立つように遺伝情報を発信していきたいと考えております。
もちろん、アルビノやライヤーなど珍しいタイプだけでなく、オーソドックスなレッドプラティやモーリー好きな方も歓迎です。

ビギナーの方には胎生魚の楽しさをより多く感じていただき、ベテランの方をさらに趣味の深遠に引き込む。そんな活動を目指しています。
われわれJLAは、積極的に活動に参加してくださる方を募集中です。

日本胎生魚協会会長 永井 邦昌

改良種胎生魚図鑑

一般的にビギナー用の魚種というイメージが強いグッピーやプラティたち。
しかし、昔から「グッピーに始まりグッピーに戻る」と言われるように飼いやすい反面、究めようとすると奥が知れぬほど深みと広がりを見せるのが彼ら改良種胎生魚です。

ビギナーだけでなくベテランまでも魅了する彼らの魅力を、ほんの少しだけ紹介いたします。
尚、会員ページの「魅惑の胎生魚」というコーナーでは、根本博道氏撮影の美しく珍しい改良種の数々をご覧いただけます。

JLA胎生魚図鑑編集担当 永井 邦昌
JLA胎生魚図鑑編集担当 市川 槙人

 デルタテール系グッピー  ワイルドフォームグッピー ソード系グッピー
 エンドラーズ hyb モーリー  ソードテール
 プラティ  バリアタス  
撮影協力者(敬称略・50音順)
Green Note・アル・市川 槙人・江藤 弘子・奥田 泰・加々谷 光晴・片山 富恵・永井 邦昌・根本 博道・森永 和生・横田 秀雄

日本胎生魚協会